そして食の原点でもあり、本能に訴える旨さの【ジビエ】。

本ツアーでは、現役のプロ猟師と一緒に猟場へ入り、
獣の心理を読み、追い、撃ち、捌き、喰らうという【狩猟】のリアルをどっぷりと体験いただきます。

その醍醐味を、身体と心、最後は舌で、思い切り満喫できる、スペシャルなアドベンチャー・トラベル＆キャンプです。

自然が相手の狩猟。獲物が捕れない事も当たり前。
だからこそ、捕れた時の喜びは何にも代えがたい。
もしも獲物が捕れたなら、みんなで肉は山分けしましょう！

獲物を捕るという本能的な興奮と感謝。
そして自らで獲物をまるまる一頭の解体し、生命と食のつながりを感じて欲しい。
ツアー最後には猟師小屋的にジビエ肉をたっぷり使った猟師飯・ジビエBBQをご堪能ください。

会場はキャンプ場ですので、オプションでキャンプ泊も楽しめます。

自然豊かな郡上、猟師、そしてアウトドアのプロフェッショナルだからこそ提供できる、
一般的な観光ツアーでは絶対に味わえない非日常感と冒険感が全開の本ツアー。
ツアーの最後には”命をいただく”こと、”生きること”への感謝の気持ちを実感できるはず。

「狩猟」や「解体」、しかもリアルな実猟に同行するとなると、つい身構えてしまうかもしれませんが、ご心配なく。
狩猟免許が無くても、アナタにやる気と少しの体力があれば大丈夫。

そして、よりディープなアウトドアを体感したい方、自給的な暮らしに興味がある方、もちろん猟師になりたい方にも、狩猟の世界を知る一歩目としてオススメですよ。

　『里山保全組織 猪鹿庁』のガチな猟師である私達２人が、全力で狩猟の世界をご案内します！

■■■タイムスケジュール■■■

10:00　イントロダクション
　・安全管理＆リスクマネジメント
　・山でのあるき方
　・里山の現状、狩猟と有害捕獲とは？

※本ツアーは、狩猟免許をお持ちでなくてもご参加いただけますが、参加者方は同行のみであり、狩猟行為はできません。

※プログラムの所要時間や順番は変更となる可能性がございます。

捕り、生きて帰るための作戦会議
　現役のガチ＆プロな猟師と共に、獣を捕るために猟場へ。
その前に！安全にリスクを避けるためのリスクマネジメントを知り、学ぶ。

　そしていよいよ作戦会議。地形や気候そして獲物の心理を読み、山やルートを絞り込む。
どうすれば獣に出会えるか？どうやって獣を回収するのか？そんなリアルを一緒に体験しましょう。

　ガチでプロな猟師がガイドをします。こちらの↑てっちゃんは元救急救命士のプロハンター。
見た目は強面ですが、気は優しくて力持ちなタフガイです。

　作戦会議では、どうやって捕るか？という作戦はもちろんですが、
同行者の体力レベルや、心配点なども共有しリスクを取り除いていきます。

いざ猟場へ。山を歩き、獣を追い、捕る
　　

　現役のプロ猟師といっしょに入る猟場。猟の楽しみは獲物を捕ることだけではありません。
山や沢、木々、鳥の声。そんな人工物が全く目に入らない、自然の圧倒的なランドスケープ。
雪や土に残る獣の足跡や食痕。それらから獲物の生態や気配を感じる。
食べられる野草はあるかな...？そんなふうに歩くだけでも十分に楽しめるはず。

　そして、獲物に出会えたら鼓動は一気に跳ね上がる。息をすることも忘れ、血が逆流するような時間。
本当に捕れた時の喜びと言ったら・・・。
もしも、獲物が捕れたら、お肉はみんなで山分けしましょう！

獲物の運搬と回収

　獲物が捕れたらそれで終わり？そんなわけはありません。
すばやく血抜きをし、搬送用の車まで獲物を運搬し、回収する。そこまでやり切ってはじめて捕獲完了です。
できれば、その運搬も自らやってみてください。
もちろん、無理は禁物。しんどくなったらガイドにお任せを。

大きなオス鹿が捕れたら、全員で引っ張り運び出さないと無理かも！？

獲物の解体教室

　山から戻ったら、獲物をまるまる一体を解体していただきます。※
ガイドがサポートはいたしますが、できれば参加者の手で全てさばいて欲しい。
獣がお肉に変わっていく不思議と必然。感謝。そんな感覚をぜひ感じて下さい。
プロ猟師だからこそ知る、衛生的で美味しいお肉にするためのノウハウも学べます。

※当日に捕獲ができた場合は、その獲物を解体します。
　当日に獲物が捕獲できなかった場合は、事前にご用意した獲物（鹿など）を解体していただきます。

猟師メシ＆ジビエ夕食会
　　

　夕食は、ジビエ肉をふんだんに使った本格的な猟師メシをたっぷりと。
ただのおもてなし料理では無い、全員参加型の宴。
火を囲みながら、その日の猟果や武勇伝、または失敗談をも肴に、一緒に酒を酌み交わしながら、調理し獣肉を喰らう。
そんな猟師小屋的・猟師メシを一緒にいただきましょう。

　更に、猟師だからこそ、そして少人数なツアーだからこそ提供できる、
普通のジビエ・レストランではまず食べることはできない超希少なジビエ食材も食べていただきます。

【オプション】そのままキャンプ泊も可能です

　会場はオートキャンプ場。キャンプ用具を持ち込んでそのままキャンプ泊も可能です。
キャンプ用具が無い方でも、テントや寝袋のレンタル、研修室泊も可能ですよ。
※テント設営に慣れない方でも、サポートさせていただきます。
※研修室泊の場合、男女を分けた上での相部屋となります。
※旅館やホテル等で宿泊をご希望の方は、ご自身でご手配をお願いします。

Q：参加要件を教えてください。
A：18歳以上の心身ともに健康な方であればご参加いただけます。狩猟免許は無くても問題ありません。

Q：どんな山（猟場）に入りますか？
A：作戦会議にて、天候や参加者の方の体力レベルなどを加味した上で決定します。体力に自身がない場合でも、無理がない範囲で実施いたしますので、ご安心ください。

Q：入る山は雪山ですか？
A：気候次第ですので、どちらとも言えません。
雪がある場合でも参加者の方のご要望や体力レベルによっては、なるべく雪が少ない山（またはその逆）などの調整をさせていただきます。

Q：本ツアーに実銃を持ち込みして参加できますか？また、参加者は捕獲行為ができますか？
A：申し訳ございませんが、参加者の方は実銃の持ち込みや、捕獲行為はできません。猪鹿庁のスタッフのみが捕獲行為を行います。安全管理を最優先とするため、参加者の方は同行のみとなりますので、ご了承ください。

Q：同行にあたってどの様なウェア、装備が必要ですか？
A：動きやすく、汗冷えしにくい登山用のウェアや、滑りにくく濡れに強い靴などがオススメです。ウェアや靴以外で必要な装備などは、こちらでご用意も可能です。
　尚、ウェアや装備の有無や、体力レベル、ご参加の動機などを確認させて頂くことを目的として、お申し込みいただいた後、ツアー実施前にお電話またはzoomでの事前作戦会議をさせていただきます。差し支えなければご参加ください。事前の作戦会議にて、ウェアや装備が用意できない、やっぱり不安だといった理由でキャンセルも可能です。その場合はキャンセル料はいただきません。

Q：獲物を捕獲できた場合は、どうしますか？
A：解体教室として、解体、精肉を行います。獲物が捕獲できなかった場合でも、解体教室用に獲物はご用意いたします。尚、当日に捕れた獲物のお肉は、みんなで山分けとなります。